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「ダブルカラー」って何?
髪色を変え、オシャレを楽しむ為の方法と言えば「カラーリング」や「ブリーチ」などがありますが、他にも「ダブルカラー」という方法があります。 「ダブルカラー」でないと表現できない色味も多数あり注目を集めています。通常のカラーでなかなか自分の思うような髪にならない場合は、ダブルカラーを試してみるのが有効です。 ダブルカラーとはダブルカラーというのは、ダブルという言葉にあるように2段階の工程を経てカラーリングを行う方法です。簡単に説明すると「ブリーチした後にカラーリングする」方法になります。ダブルカラーは2色の染料を使うケースはほとんどなく、多くの場合はブリーチ(脱色)とカラーを同時に行います。髪の毛にある「メラニン色素」をキレイにブリーチした後、お好みのカラーを入れる事によってより明るく、イメージに近い髪色にすることができます。ブリーチは欧米人のような金髪にすることができますが、これは実際に染料を使っているのではなく、あくまで「脱色」しているのでカラーリングやダブルカラーとは異なります。 ダブルカラーの方法 まず、ブリーチを行い髪の毛の色を明るくさせます。こうすることで日本人固有の黒髪の強さを消し次の色が入れやすくしているのです。次に、ブリーチで明るくなった髪の上にヘアカラーを行います。通常のカラーでは脱色しながら色を入れるので、色身を出すのに限界がありますが、このように2段階で行う事で、鮮やかな色を表現でき、しっかりとカラーを入れることが出来るのです。 ダブルカラーのポイントダブルカラーは色が落ちやすいからこそ、最初のブリーチの際にしっかりと髪の赤みを取り除いてもらうようにしましょう。そして続いて入れるカラーは、色味が落ちやすいことを考慮して、少し濃いめに入れてもらうとより長持ちします。長持ちさせる為には、色落ちを計算してダブルカラーを行うと長く楽しめますよ。 ヘアカラーとダブルカラーの違いメラニン色素を抜いて色味を入れるという考えはヘアカラーにも近いものがありますが、一般的なヘアカラーではダブルカラーのような明るい髪色を出すことはできません。一度黒染めをしてしまっている場合はヘアカラーよりもダブルカラーの方がキレイな色味を出すことができます。ちなみに一番髪へのダメージが少ないのがシンプルな「カラーリング」。ブリーチとダブルカラーは脱色するので、カラーリングよりも髪へのダメージが大きくなってしまいます。髪へのダメージが蓄積している方、パーマなどを定期的にかけている方にはあまりオススメできません。
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巻き髪を1日キープする方法
こんにちは!ALPHA.のハナです!今日は、女の子なら悩んだことがあるであろう巻き髪をキープするポイントについてです!それでは、早速ですが、巻き髪をキープする秘密公開です! ポイント①下準備まず髪を巻く前に、下準備をしましょう!この下準備がとっても大事です!いきなりコテで巻き始めるのではなく、巻き髪専用のスタイリング剤(キープスプレーや、ウォータースプレーなど)などを全体に馴染ませておきます。そして大事なのが、その後しっかり髪を乾かすことです!濡れた状態でコテを入れてしまうと髪が痛む原因になってしまうので、必ず乾かしてから巻き始めてください!このひと手間を加えるだけでかなりキープ力が変わります!スタイリング剤を使うことは、巻き髪をキープする他にも、アイロンの熱から髪を守る効果もあるので、オススメです! ポイント②巻き方のコツ髪を低温で巻くと、なかなかクセがつかず、長時間あててしまい、ダメージの原因になります。なのでここでは、160℃〜180℃で10秒程度に抑えて巻いていくと◎です!素早くさっと熱を通す方が、長時間かけて巻くより髪のダメージになりにくいそうです! ポイント③巻き終わったら冷やす巻き終えて、ある程度熱を冷ましたら、ドライヤーの冷風をあてましょう!そのまま放置するだけでも熱は冷めますが、時間がない朝はこの方法が手っ取り早いです!しっかり冷ますことで巻き髪のキープ力が断然アップします◎巻いてすぐにほぐしてしまうと、まだ髪がカールを覚えていない状態なので、巻きが緩くなってしまいます。髪を巻いたら、冷めるのを待って、最後に一気にほぐしてください! ポイント④スタイリング1日中カールをキープするためには、まずしっかり固めておくのが鍵です! ・ヘアワックスヘアワックスを髪全体に揉みこんでいきます。同時に髪のパサつきを抑えて流れを整えることもできます◎流行りのウェット感を簡単に出すことができるのでおすすめです! ・ヘアスプレーヘアワックスのベタベタ感が苦手な方は、ケープなどのヘアスプレーを使うのもおすすめです!この時、髪の表面だけにかけるのではなく、髪を持ち上げてしっかり中までかけるのがポイントです!ですが、かけすぎるとパリパリになってしまうので要注意!最後にこの工程をするだけで、カールキープ力が断然変わります!朝は時間がない方が多いかとおもいますが、ひと手間加えるだけなのでぜひ実践してみてくださいね!1日、巻き髪が取れずに過ごせますように!+
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猫っ毛の髪の人に似合う ヘアスタイル
こんにちは。ALPHAのあやです。本日は猫っ毛の髪の人に似合うヘアスタイルをご紹介させていただきます 猫っ毛の特徴とは?猫っ毛とは、一般的に髪が細く柔らかい髪質を指します。毛の細さが猫の毛に似ていることから、猫っ毛と呼ばるように。髪が細いためハリコシが出づらく、歳を重ねるとボリュームの無さに悩まれる方も多い髪質です。 ですが猫っ毛さんの利点は、ふんわりとしたエアリーなスタイルが作りやすいこと。人気のレイヤーを入れたスタイリングなども、太い髪質の方がするとバサバサになりがちですが、猫っ毛さんならふわっと可愛く仕上がります。まとめ髪のトレンドとも言える後れ毛も、猫っ毛の柔らかい質感で女性らしくきまります。 猫っ毛のメリットとは?ふわっとした柔らかい動きを出しやすい髪が柔らかいのでヘアアイロンでお手入れしやすい後れ毛のニュアンスも柔らかいニュアンスが作りやすい猫っ毛はメラニン色素薄い方が多いので、寒色系のカラーが染まりやすいことです。緩いアレンジとかをする時に猫っ毛の人は向いてるかとおもいます デメリットとはハリコシが少なく、ぺたんこになりやすいパサパサしやすいタイトなスタイルだと寂しく見えがちカラーやパーマのダメージを受けやすい湿気の影響を受けやすいため梅雨の時期が大変髪が絡まりやすいのが特徴です 猫っ毛の髪の人に似合うスタイルは?根元からふんわりと仕上げたマッシュショートのスタイルです。シンプルなマッシュショートでも、ニュアンスたっぷりに仕上げてくれるのが猫っ毛の魅力的です小顔も狙える前下がりショートもかわいいです前に向かって段々長くなる前下がりカットは、フェイスラインをカバーしやすく小顔効果が期待できます。皆様も是非自分に似合うスタイルをみつけてみてください!
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髪の毛は夜間に成長しているの?
髪がどのようにして成長しているのか、育毛に取り組んでいる方ならば、疑問に思われている方も多いはずです。そこで今回は、髪の成長のしくみについて説明します。 髪の毛が成長するしくみ髪の毛は、頭皮から出ている部分の「毛幹」と頭皮の中に埋もれている部分の「毛根」の二つに分けることができます。髪の成長は、頭皮の中に埋もれている部分の「毛根」でおこなわれます。髪の毛の先端部分である「毛幹」は成長せず「毛根」の成長によって押し出されるように伸びていきます。髪の毛を成長させているのは、毛母細胞の活動によってです。毛母細胞は、毛根内にある毛乳頭の指示によって活動が活発になったり、停止したりします。毛根の数は生まれた時に決まっており、その後増えることも減ることもありません。薄毛の原因は毛根の数ではなく、髪の毛の細さや毛根から生えてくる本数によって影響されています。夜間に髪の毛は成長しているのか夜間に髪の毛が成長するのは、成長ホルモンの分泌量が関係しているからです。成長ホルモンが多く分泌されると、髪の成長を促す毛母細胞が活発に細胞分裂するようになり、髪の成長を促進するからです。一日のうち、もっとも成長ホルモンが分泌される時間帯は午後9時から午前2時の間です。ですのでより効果的に髪を成長させたい場合は、この午後9時から午前2時という時間帯に睡眠を取り、成長ホルモンが分泌されやすい環境を整えることが、効果的になります。質の良い睡眠が髪の毛の成長を促す夜間の髪の毛が成長しやすい時間帯をより有効活用するためには、ぐっすりと眠り質の良い睡眠を得る必要があります。睡眠には、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠があります。髪の毛を成長させるには、午後9時から午前2時の時間帯にノンレム睡眠になるように睡眠時間を調整すると良いです。午後9時から午前2時の時間帯にノンレム睡眠になるためには、午後11時くらいに眠りにつくと良いです。 睡眠前の飲酒についての注意点最後に睡眠前の飲酒についての注意点です。アルコールを摂取してすぐに眠ると寝付きやすく感じられるかもしれませんが、眠りは浅くなってしまいます。髪の成長を重視するのなら、睡眠前のアルコールは避けた方が良いです。 髪が伸びるメカニズムについて理解して、より効率的に髪の成長を促しましょう!
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髪の毛が全部生え変わるには何年かかるのか?
髪の毛が全部生え変わるには、4~6年かかるといわれています。ヘアサイクルには4つの段階があり、入れ替わり期、成長期、退行期、休止期を繰り返しています。健康であれば、髪の毛の約85~90%が成長期にあるといわれています。 成長期とは髪の毛が成長して伸びていく時期のことで約3~5年です。入れ替わり期は、新しい髪が生まれて古い髪の毛を押し上げる時期のことです。古い毛は、入れ替わり期に抜け落ちます。退行期は、毛根の中にある毛乳頭のはたらきが悪くなる時期のことで2~3週間かかります。 休止期は、毛乳頭が休む時期のことで数か月間といわれています。加齢やストレス、ホルモンバランスの変化などにより成長期の期間が短くなると、髪の毛が十分に伸びる前に抜けてしまうので、抜け毛、薄毛の原因になります。 当たり前ですが、全ての毛が一気に抜け落ちるわけではなく、ヘアサイクルの入れ替わり期にある毛などが自然に抜けて、髪の毛は生え変わっています。目安としては1日に50~150本の髪の毛が抜けるといわれています。 年齢ととも変化するヘアサイクルの乱れを整える方法ヘアサイクルは、加齢や偏った食生活、少ない睡眠時間、ストレス、ホルモンバランスの乱れによって早まってしまうことがあります。まずはストレスを減らし、睡眠時間を十分にとり、ビタミンやミネラルを多く含む野菜を食べるように心がけましょう。糖分や脂肪分が高い食事は、ヘアサイクルに悪影響をおよぼします。ヘアケアの方法を見直すことも、ヘアサイクルの改善に役立ちます。頭皮を清潔にしようと思うあまり、洗浄力の強いシャンプーでごしごしと頭皮を洗ってはいないでしょうか。刺激が強いと頭皮の毛穴がつまり、ヘアサイクルを乱す可能性があります。刺激の少ないシャンプーで頭皮をマッサージするように優しく洗い、頭皮にシャンプーが残らないようにぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。 また、頭皮を健康に保つような成分が含まれている、薬用シャンプーやトリートメントを使用してみてもよいかもしれません。ヘアサイクルが早いと十分に髪が成長しないので、薄毛や抜け毛の原因になります。 抜けた毛が細かったり、短いと感じる場合には要注意です。加齢やストレスで仕方ないと諦めずに、正しいヘアケア方法で健康な髪を目指しましょう。
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髪の毛の痛みの原因
こんにちは。ALPHAのあやです。本日は髪の毛の痛みの原因について書いて行きたいと思います。 髪が傷んでしまう原因とは??シャンプー清潔な髪を保つためにも欠かせない毎日のシャンプーですが洗い方によっては髪を傷付けてしまう原因にもなってしまいます。髪の表面を覆ってつやを出すキューティクルは、髪が濡れると開き、乾くと締まる性質を持ちます。つまり、シャンプーのときはキューティクルが開いた状態となります。この状態で髪を強くこすって洗うと、キューティクルは傷付き、つやが失われたりパサパサしたりと、髪が傷む原因になります。 ドライヤーやへアイロンの熱ダメージ髪のキューティクルは、熱に弱いもの。ドライヤーやヘアアイロンなどの熱をあてることでも、キューティクルはダメージを受けてしまいます。ドライヤーやアイロンなどを使うときはなるべく短時間で済ませ、1ヵ所に熱をあて続けないようにするのが大切です。 自然乾燥濡れてキューティクルが開いた状態の髪を放置すると、髪に必要な潤いやたんぱく質がどんどん失われてしまいます。ドライヤーの熱もダメージを与えると紹介しましたが、自然乾燥ではさらに髪が傷んでしまうため、なるべく早くドライヤーで乾かすことが大切です。髪に水分が残っていると雑菌が繁殖するため、かゆみやにおいも発生しやすくなってしまいます。また、髪が濡れたまま寝るというのも、枕と髪の摩擦が原因で、キューティクルが傷付いてしまいます。 紫外線髪の毛も、紫外線を浴びるとダメージを受けます。人の体の部位で最も太陽に近い髪や頭皮は、肌が受けるダメージよりもかなり大きいのです。特に、紫外線量の多い夏に髪の日焼け対策をしていないと、どんどんダメージが蓄積されてしまいます。 対策とは??シャンプー前に髪の毛をといてあげることも大切です。毎日のシャンプー前には、乾いた状態でブラッシングをすることもいいと思います。髪が絡まりやすいと、濡れることでさらに絡まりやすくなってしまいます。事前に目の粗いブラシや手ぐしで、髪のもつれを解いておきましょう。ブラッシングをしていて髪が引っ掛かった場合は、無理矢理通そうとせず、一度ブラシを抜いてあげてください。毛先から少しずつ絡まりを解いていけば、髪や頭皮への負担もなく、ダメージも少なくて済みます。それでも絡まりやもつれが解けにくいときは、洗い流さないタイプのトリートメントやオイルなどを使って髪の表面を滑らかにして、髪の通りを良くしてあげてください。 ドライヤーの前にはしっかりとタオルドライをドライヤーをする前は、あらかじめタオルでできる限り髪の水分を取っておきましょう。熱によるダメージを抑えるためにも、できるだけ短時間で髪を乾かしてください。そして乾かす際は、髪からドライヤーを20cmほど離した状態をキープするように。髪の根元に重点的にドライヤーをあてると、早く乾きやすくなります。 アウトバスのトリートメントの使いわけもポイントお風呂から出たときに使う、洗い流さないタイプのアウトバストリートメント。ダメージを補修してくれる物やドライヤーなどによる熱や紫外線から髪を守る物など。髪の悩みや傷みの原因に応じて使い分けることが大切です。皆様もしっかり綺麗な髪の毛にしていきましょう!
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ハロウィンで原色カラーしたい方への注意点
こんにちは!ALPHA.スタイリストのTAIGAです!9月に入りましたね!あと約2ヶ月で今年のハロウィンですね!皆さんはもう今年のハロウィンは何をするか決めましたか?ALPHA.では毎年スタッフ皆で仮装営業をしているので今年は何をするのか今から皆で話し合っています!笑 そんなハロウィンですが毎年当店のようなカラー特化サロンではハロウィン後にある問題が起こります、、それは、、、ブリーチしても原色のカラーバターが抜けない!!!!です。。。え?カラーバターって色落ち早いんじゃないの??って思った方も多いかと思いますがそれって実は多くの人がしている勘違いなんです!! カラーバターには髪の毛を明るくする効果が無いのでカラーバターを使う多くの場合でブリーチをします!カラーバターの色落ちが早いのでは無く、ブリーチしているから早いんです!そんなカラーバターですが、色落ちしたら次の色しようと考えていたのに、もう1年近くも抜けなくて困っているって方のお声を毎年この時期よく聞くので、今回はそんなカラーバターの危険性について説明させて頂きます!・カラーバターには落ちにくい色があるまず、カラーバターの中には色落ちしにくい色があります。それはいわゆる暖色系と言われる、赤やピンク、赤紫系です!暖色系はどこまで鮮やかに見せたいかにもよりますが寒色に比べるとブリーチ必要回数が少ないことが多いのと暖色系のカラーバターの粒子は細かいので髪の毛の奥まで浸透しやすくなかなか抜けません! ・カラーバターを色落ちさせる方法じゃあ具体的にカラーバターを色落ちさせるにはどうすればいいの?ってなると思うので髪の毛への負担が多い方法からダメージが少ない方法までご紹介させて頂きます!1.シャンプーの放置時間を長めにする! 繰り返しシャンプーをする!カラーバターの色落ちを早める方法の中で手軽で髪へのダメージが少ないやり方です!色落ちは、僅かですが今日からできるので試してみましょう。放置時間の目安は、長ければ長いほどいいですが20分前後と考えると良いです!2.シャンプーに少量のブリーチを混ぜるこれはブリーチ1に対してシャンプー5の割合で少しだけブリーチを足して髪の毛の内部に働きかける洗浄力を高める方法です!ダメージ度合いは多少だけ上がりますが色落ちのスピードは早くなります!3.クリアマニキュアを使うこれが継続すれば1番早く落ちる方法なのですがカラーバターの商品の中に白色のクリアマニキュアっていう商品が大体売ってます! これをカラーバターが残っている所に塗って放置するとカラーバターの色が薄まってくれます!如何だったでしょうか??落ちないといってセルフでブリーチして色ムラできてしまうパターンが本当に多いのでこの記事を見て参考になれば嬉しいです!
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頭皮を日焼けから守るおすすめの対策や日焼けした頭皮への対応策とは
お肌の紫外線対策には気を使っている方は多いですが、髪や頭皮は二の次、三の次・・・という方もいらっしゃるのではと思います。特に髪と頭皮は太陽から近い部位なので、影響も受けやすくつい無防備になりがちです。 肌と同様に、髪や頭皮も紫外線をうけて日焼けをします。もちろん日焼けをすれば影響もでます。髪のダメージもそうですし、抜け毛、薄毛の原因にもなりえます。今回は、頭皮の日焼け対策についてご紹介します。 頭皮の日焼け対策頭皮の日焼けを予防するために、簡単にできることはたくさんあります。外出の際に、日傘や帽子をかぶる。これだけでも相当な効果があります。あまり変わらないんじゃないのかと侮ってはいけません。この時期にしっかり使うか使わないかで、秋にかなりの差が出ます。ただ、実践されている方も多いと思います。もちろん日焼け止めの薬についても効果的ですし、最近では髪や頭皮にも直接つけられるヘアスプレーなども販売されていますので、髪と頭皮にも日焼け止めをつけるようにしましょう。分け目をこまめに変えるのもよい対策になりますので、普段から少しずつできることをしてみてください。 日焼けでダメージを受けたらヘッドスパで栄養補給を!いくら紫外線対策をしても、少なからず影響は出るものです。そんな時はヘッドスパをして、頭皮に栄養を補ってあげましょう。頭皮の紫外線による影響は後にやってきます。秋に抜け毛が増えるのもその影響です。夏のダメージをヘッドスパで軽減することで、9月、10月に健康な状態でいられるようになるのです。せっかくきれいな髪でも、抜けてしまったら意味がありませんよね。女性にとっては肌と同じくらい大事な髪です。この夏にしっかり紫外線対策をして、一年通して美髪でいられるようにしていきましょう!
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枝毛や髪の傷みは髪が伸びる早さに関係するの?
枝毛や髪の傷みと育毛の関係性枝毛があったり髪が傷んでいると、髪が伸びにくいと聞いたことはありませんか?実際枝毛がたくさんあるのは、髪が栄養不足になっているというサインなんです。しかし栄養不足になっているからといって、髪が全く伸びないわけではありません。なぜ髪が伸びにくいのかというと、枝毛があるとプツプツと切れ毛も起こりやすくなるので、当然髪は短くなりますよね。それに枝毛が増えてきたら、枝毛がある髪の毛先を数センチ切るか、もしくは全体的にバッサリ切るという人も多いことでしょう。ですから枝毛が増えてしまうと、せっかく髪を伸ばそうと思っていたのに短くせざるを得ないので、結果的に髪が伸びにくく感じるということになります。髪が栄養不足に陥れば、細く弱い髪しか育たなくなり、抜け毛が増えて薄毛が進んでしまったりもします。枝毛を見つけたら切ってそれで終わりではなく、髪が悲鳴をあげているサインなので、頭皮のスカルプケアや毛先中心にトリートメントをするなど、しっかりと髪に栄養を補給するようにしましょう。一度できてしまった枝毛は元に戻りませんが、髪にたっぷりと栄養を与えれば、毛先のパサつきが減って枝毛が目立たなくなりますよ。 早さに関係するのか?髪が傷んでいても伸び続けますが、健康な髪の方が早く伸びやすいという傾向はあります。頭皮の血行が良くしっかりと栄養が行き届いていれば、毛根の活動も活発になるため、髪が作られるスピードが上がりやすくなるんです。髪を早く伸ばすには、まず頭皮の毛穴に溜まった汚れをしっかり落とし、髪に栄養が届きやすい環境を整えましょう。そして優しくマッサージしながら、頭皮の血行を促進していきます。 また十分な睡眠とバランスの良い食事など、規則正しい生活を送ることも髪を早く伸ばすために重要なポイントです。髪は夜に作られると言われるように、午後10時から午前2時の間に眠っていると成長ホルモンがたくさん分泌されるため、髪が育ちやすくなるんです。髪を早く伸ばしたい人は、髪を健康な状態に保てるよう気を付けましょう!
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なぜ髪が生えてこなくなるのか?
毛根まで血液が回らなくなる原因人間の体には全身に血管が張り巡らされています。身体の中心である心臓部は血管が太く、心臓から遠いほど血管が細くなっていきます。それでは頭部をクローズアップしてみましょう。首付近には多数の血管が集まっています。そして頭部にも血管が張り付いていますが、前頭部(おでこ付近)は血管が細くあまり血流が盛んではありません。後頭部は血管密集地帯から近く、太い血管から細い血管まで張り付いています。もう気がつかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、前頭部が薄毛になりやすく改善しにくいこと。後頭部は薄毛になることがほとんどないこと。これは頭部の血管密度も関係しています。 これからが一番大事なポイントです。この文章の中で、心にとめていただきたいことがあります。それは血管ネットワークが、生活習慣によって血管が途絶えたり、分岐してしまったりすることがあるということです。 例えば、おでこ付近の発毛状態が悪い、と思われる場合、往々にして、生活パターンが悪いために血液が届きにくく、別のところへ分岐してしまったために、おでこ付近まで血液が届いていない状態になっているのです。血管が途絶えたり、分岐したりするということは、医学用語で「動脈吻合(どうみゃくふんごう)」と呼ばれています。これは、血管が本来のルートを通らず迂回ルートを作ってしまうことです。なぜかといいますと、毛根は血管が最後に流れる末端の場所にあり、髪そのものは無くなっても直接生命の危機につながらないからです。生活パターンがどこか理想から遠いものになりますと、身体は自然と生命維持のバランスを保つために、末端から栄養供給をカットしようとします。ここで最初に犠牲(いけにえ)になるのが、頭皮下の血管です。身体は栄養を直接生命維持に必要な器官に回そうとするため、栄養が回らない頭皮下の血管は徐々に縮小していき、ついには血管の道が閉ざされ、他に迂回ルートを作ってしまいます。男性で究極の発毛法を行っても、M字や生え際の回復が遅い、という方もおられるのですが、こうした方の場合、究極の発毛法だけに依存していては恐らく回復は難しいでしょう。前述のとおり、もともと額(ひたい)付近の血流ネットワークは細くて少ないため、DHTをどんなに抑えたところで駄目なのです。こうなったら終わりなのでしょうか?いいえ、心配する必要はありません。生活パターンを理想的なものに変え、1・5~2年くらいのゆっくりしたペースでのんびりと行えば、身体は徐々に飢餓状態シグナルを解除します。そして次第に血管の根を再び張りめぐらせていきます。薄毛環境の頭皮下の血管は、動脈吻合により枯れた根と同じ、枯れた血管になっているのです。ですから、この場合、どんなに良い育毛剤を塗布したり、どんなに良いシャンプーで洗ったりしたとしても、なかなか思ったような効果が得られにくいのです。もし血流が分岐してしまってから日数が経過してしまった方の場合は、何をしても効果を得にくいと思いますので、とにもかくにも、真っ先に「生活パターンを理想的なものにする!」ことが最優先です。根を広げる=分岐して無くなった血管を再び取り戻す。このためには1週間や2週間という時間では無理だということはおわかりいただけると思います。生活パターンを改善して根(血管)を回復させるには、少なくとも1,5年、2年は必要なのです。 発毛の原動力は血液循環血流改善のカギは夕方以降の生活にあります。ところで、どうして動脈吻合が起こったのか?これを乱暴に答えますと、要は生活様式の変化により、人間の交感神経優位の時間が増えた結果だと言えます。昔、日本にはコンビニなどありませんでした。夜間の仕事も極めて制限され、夜、街は一部を除き、眠っていました。夕方からのんびりムードになり、周囲の騒音も静まり、夜中を過ぎるとテレビ番組も放映されていませんでした。動物は太陽が昇れば活動し、日が暮れれば眠りにつきますが、人間の生活も極めてこれに近いパターンであったと思います。人間の神経は活動中、ストレスがある際は交感神経が優位になります。ストレスは適度に必要なものです。しかし体内時計のサイクル上、夕方から翌朝にかけて休息が必要な夜間は副交感神経が優位になり、身体を休ませようとします。昔の日本の生活様式は極めて人の身体に優しかったのです。しかし今の日本は、夜中に寝静まることはありません。 都会では、夜中でもお構いなしに経済活動が盛んです。もちろん昼間と同じように男性だけでなく、女性も働いています。この生活様式が当たり前になってきた頃から、今まで薄毛とは無縁だった女性の薄毛人口が爆発的に増えてきました。要するに、人間本来の生活サイクルに逆らっているから、体内時計も完全に狂い、ホルモンバランスも狂うわけです。すると人間の身体は、生命維持を優先するために、重要な器官だけに集中して栄養を回そうとします。同時に、生命維持と直接関係のない末端部分への栄養供給はカットしようとします。つまり最初に首を切られるのは「髪」なのです。人間の身体はそういうふうにできているのです。ですので、まず目標は、夕方以降は、交感神経優位(ストレスを受けて神経が高ぶっている状態)の時間を減らすことを念頭においてください。